フクオカ精密株式会社 -チタン合金加工・ステンレス加工・微細、精密部品加工-

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先週からひき続き、銀の物理的性質を紹介します。

4.熱伝導率

熱伝導率は428 W/m・K(0℃)と、金属の中で最も熱を伝えやすいです。

5.電気抵抗率

電気抵抗率は1.47×10-6Ω cm(20℃)と、金属の中で最も電気を通しやすいです

6.電子ボルト(電子親和力)

銀の電子ボルトは非常に小さいため、銀の表面から電子を放出させるのに必要な

エネルギーは極めて小さく、銀のこうした性質を利用して電子工業において

様々な応用がなされています。

また来週。

 

 


今回は銀の物理的性質を紹介します。

1.展延性

金属の中では金に次いで展延性に優れ、圧延すると0.2ミクロンの
銀箔に加工することができるなど加工性に優れています。

2.色

色は白銀色。可視光線に対する反射率は90%と、金属の中で最も高いです。
光の反射率が極めて高いことから、日本語では「しろがね」(白い金属)と呼ばれました。

3.熱線の反射率

赤外線に対する反射率は98%と、金に次いで高いです。
このため、銀製の鍋を用いると、銀が熱線をほとんど反射してしまうため、
鍋はあまり高熱にならず、料理が焦げ付きにくくなります。
また来週icon_eek.gif

銀は室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率、

いずれも金属中で最大であり、光の反射率が高いことから

美しい金属光沢を有し、大和言葉では「しろがね/しろかね(白銀)」

と呼ばれました。

延性および展性が、金の次に富んでおり、1 gの銀は約2200mの線に

伸ばすことが可能です。

また銀イオンはバクテリアなどに対して強い殺菌力を示すため、

現在では広く抗菌剤として使用されています。

抗菌加工と表示されている製品の一部に、銀化合物を使用した

加工を施しているものもあります。

また来週 icon_smile.gif


銀は食器や歯科用材等の医療用機能材料やアクセサリーとして

人体に直接使用されてきた金属です。

銀が食器材料として用いられてきた理由の一つは、硫黄化合物や

ヒ素化合物などの毒を混入された場合に、化学変化による変色で

異変を察知できる性質が有るからだそうです。

貴金属の中では比較的化学変化しやすく、空気中に硫黄化合物

が含まれていると、表面が黒ずんできます。

また来週。


金は、電気抵抗が小さく、延性が高いため、電子部品やコンピューターの回路などに用いて、

近年では、廃棄された携帯電話や工業用品を溶解し、金を抽出する事業も行われています。

簡単に溶解して金をリサイクル出来たらいいのになicon_biggrin.gif

また来週


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