福井県はおおきな被害もなく安心しました。
締付トルクについて少し説明します
ボルト,ナットの間に部材を挟み、仮締めから完了まで締め付ける際には、
回すための力が必要となる。
これがトルクで、その時に必要な力を締付トルクと言います。
一般に、普通のねじは、径が大きくなるとと締め付けに大きなトルクを必要とするので、
テコの原理で手掛ける位置(力の作用点)がねじの中心から離れている方が、
締め付けが容易である(力が少なくてすむ)ので、スパナの柄の長さは、
ねじ径に応じて長くしてあります。
ねじを締め付ける場合ののトルク(T)は、生じる締め付け力(F)と、
ねじの直径(呼び径:d)より、T(N・m)=KdFの関係です。なお、Kは、
トルク係数と呼ばれるもので、めっき・油等が関係しますが、
大体0.15~0.2のあたりとされています。
以上