福井県は、大豆製品を取り入れ、栄養バランスに優れた献立レシピ「ふくい・勝ち飯」を、食品大手「味の素」と共同開発し、普及に力を入れています。量販店約100店舗の売り場にメニューブックを置き、家庭での調理に活用してもらうことで、県民の健康づくりにつなげたい考えです。
大豆や大豆製品を使ったヘルシーメニューを「ふくい健幸美食(けんこうびしょく)」として認証する事業を2012年度から展開していましたが、2020年夏からは「ふくい100彩ごはん」に名称を変更し、普及に努めています。一方で、味の素は長年にわたってスポーツ選手のコンディショニングを支援してきた知見に基づき、アミノ酸の働きを生かした栄養プログラム「勝ち飯」の普及を進めています。
7月に健康増進に関する相互協力協定を結んだことに合わせて、「100彩ごはん」と「勝ち飯」のコラボレシピを考案しました。メニューブックでは「厚揚げそぼろ煮献立」や「納豆スクランブルエッグ献立」など10種類の献立の材料や作り方を紹介しています。量販店の調味料売り場などに置いてあるほか、今後はイベントでも無料で配布していく予定です。
2021年8月26日│ Category:未分類