3月3日の桃の節句に向けて、福井県大野市吉野町の米菓製造業「杉本清味堂」では、ひなあられ作りが最盛期を迎えています。桃の花や芽吹き、雪を表現した彩り豊かなあられが次々と出来上がり、香ばしい香りとともに袋詰めされています。
もち米の状態から完成まで約1週間かかります。色付けした餅を冷やし固めてサイコロ状に切断し、専用の機械で転がしながら焼いて角を取り、砂糖水を絡めた後に乾かして仕上げています。
選別、袋詰めまで、従業員たちが丁寧に作業を進めています。2月末までに約450キロを製造し、県内スーパーのほかに大野、勝山市の道の駅に出荷されます。
杉本和歌子社長は「ひな祭りを楽しむアイテムの一つとして、家族で食べていただけたらうれしい」と話していたそうです。
2022年2月17日│ Category:未分類