『禁断の魔術』
東野 圭吾 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。
ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。
伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!
ドラマにもなっている有名な『ガリレオ』シリーズです。
あまりにも有名すぎる東野さんですが、天邪鬼の自分としては買ったことも図書館で借りたこともありません(笑)
今まで読んだのは、全部貰い物ですね。
本題が“禁断の魔術”…なるほど、そういうことですか。
町工場でレールガンなるものを作るシーンがあるのですが、工場で働く自分にとっては興味深く読めました。
自分の中で、娯楽小説は三パターンに(勝手に)区別していて…
ドラマ・映画化に向いている。
漫画・アニメ化に向いている。
最後はそのどちらでもなく、映像化に向いてなく小説ならではの内容でしか楽しめないもの。
自分はダントツで三番目が好きなのですが、今回のはドラマ化に向いている筆頭作みたいな本でした。
さすがの東野作品で凄く面白かったです♪…が、話の持っていき方とか、終わりの部分とかあまりにも上手すぎて…円熟味が増しすぎて…w
自分的にはもう少し粗い初期の方が好きですね。
(といっても、まだ東野さんはまだ四作目ですがw)
2016年5月20日│ Category:未分類