『鹿の王』(上)
上橋 菜穂子 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。
その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。
2015年本屋大賞受賞作品。
この作者さんは元々児童文学作家で、自分の読書人生では関わってこなかった人で、今回の「本屋大賞」きっかけで知りました。
そういう意味でも、全然知らない作家さんに出会える「本屋大賞」・・・最高です!!
で内容はというと、ファンタジーもので、これまた自分があまり読まないジャンルです。
しかし、読んでくうちに医学の基本的なことが分かるようになり(結構医学がメイン)、なかでもウイルス性感染症についての予防策とか風評被害に対する対策などが事細かく描かれており、ただのファンタジーとは一線を画してるところが面白いです。
次に(下)もあり、現在読書中なので楽しみです。
2015年6月5日│ Category:未分類