『ナオミとカナコ 』 奥田 英朗(著)
内容(「BOOK」データベースより)
ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。
夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」復讐か、サバイバルか、自己実現か―。
前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。比類なき“奥田ワールド”全開!
知り合いに勧められて読んだ本。
夫のDVに苦しむカナコに、親友のナオミが殺人を持ちかけて進んでいく物語。
ナオミが考えた完全犯罪のストーリー通りに殺人を行い、完璧に終わったはずが・・・
この小説を読んでいると、現代社会はいかに防犯カメラがはこびってるのかが分かります(笑)
逆にプライバシーさえも無いんじゃないか??ってぐらい。
まあ、そのおかげで犯罪を犯した人もすぐに捕まるんですけどね。
ともかく、これだけハラハラする小説は初めてで、すごい面白かったです。
最後の一行まで先がよめなかったので、最後は一気読みでした♪
2015年2月27日│ Category:未分類