『神去なあなあ日常』三浦しをん(著)
内容(「BOOK」データベースより)
美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
久しぶりに本を読んで、声を出して笑っちゃいました(ハズい)!
中々笑える本には出会えないので、テンションあがります。
都会の若者が、携帯も繋がらない田舎で林業を経験するはなしで、田舎っていいなぁと思える一冊でした。
もちろん田舎なりの大変な事もいっぱいあります。
今、自分は仕事にしろ、家庭にしろ、時間に追われる事が多いんだけど、この本の中の世界では、
何でも「なあなあ」(てきとうとか、妥協)の一言で終わらせてしまうところが羨ましい(別に楽したい訳ではない)ですね。
普通小説って、必ず嫌な奴が一人はいるけど、この話の中の登場人物は素敵な人だらけで、
読んでいてほんわりした気持ちになりました。
2014年1月24日│ Category:未分類