フクオカ精密株式会社 -チタン合金加工・ステンレス加工・微細、精密部品加工-

お問合せ・ご相談はこちらからどうぞ フクオカ精密株式会社 ・チタン合金加工・ステンレス加工・微細、精密部品加工 福井県鯖江市柳町4丁目4-4 TEL :0778-52-5300 FAX :0778-53-1100 MAIL :info@fukuokarashi.jp

先週の続きで銀の物理的性質です。

7.常温時効と合金

常温時効とは、加工硬化によって強度を高めた銀を常温で放置すると、

再結晶し、強度が低下(軟化)する性質をいいます。

しかし、銀は多くの金属と優秀な合金を作ることができ、合金にすることで

常温時効という欠点を補うことができます。

銀の化学的性質も紹介します。

1.硫化作用

銀は、大気の水分中のオゾンや空気中の亜硫酸ガスや硫化水素と反応して、

表面に硫化銀を作り(硫化)、黒く変色し、光沢を失っていきます。

2.溶解性

銀は、硝酸、熱濃硫酸、シアン化合物に溶解します。

また来週!


先週からひき続き、銀の物理的性質を紹介します。

4.熱伝導率

熱伝導率は428 W/m・K(0℃)と、金属の中で最も熱を伝えやすいです。

5.電気抵抗率

電気抵抗率は1.47×10-6Ω cm(20℃)と、金属の中で最も電気を通しやすいです

6.電子ボルト(電子親和力)

銀の電子ボルトは非常に小さいため、銀の表面から電子を放出させるのに必要な

エネルギーは極めて小さく、銀のこうした性質を利用して電子工業において

様々な応用がなされています。

また来週。

 

 


今回は銀の物理的性質を紹介します。

1.展延性

金属の中では金に次いで展延性に優れ、圧延すると0.2ミクロンの
銀箔に加工することができるなど加工性に優れています。

2.色

色は白銀色。可視光線に対する反射率は90%と、金属の中で最も高いです。
光の反射率が極めて高いことから、日本語では「しろがね」(白い金属)と呼ばれました。

3.熱線の反射率

赤外線に対する反射率は98%と、金に次いで高いです。
このため、銀製の鍋を用いると、銀が熱線をほとんど反射してしまうため、
鍋はあまり高熱にならず、料理が焦げ付きにくくなります。
また来週icon_eek.gif

 

先週末、黒部に行ってきましたbus.gifshine.gif

前の週にいきなり台風がきて大荒れだったのでちょっと心配でしたが

この連休はとっても晴れていて暖かくてよかったですhappy01.gif


トロッコ電車は11月末まで走っているとの事でしたが

これだけ晴れていてもトンネル内や終点の駅は寒かったので

これから行かれる方はかなり厳しい旅になると思いますsweat01.gif

 


おいしいご飯を食べて温泉spa.gifに入ってとっても楽しかったですhappy02.gifheart04.gif




銀は室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率、

いずれも金属中で最大であり、光の反射率が高いことから

美しい金属光沢を有し、大和言葉では「しろがね/しろかね(白銀)」

と呼ばれました。

延性および展性が、金の次に富んでおり、1 gの銀は約2200mの線に

伸ばすことが可能です。

また銀イオンはバクテリアなどに対して強い殺菌力を示すため、

現在では広く抗菌剤として使用されています。

抗菌加工と表示されている製品の一部に、銀化合物を使用した

加工を施しているものもあります。

また来週 icon_smile.gif


カテゴリー
  • アーカイブ
    お電話でのお問い合わせ・ご相談はこちら 0778-52-5300 FAXでのお問い合わせ・ご相談はこちら 0778-52-5300 PCでのお問い合わせ・ご相談はこちら メール送信フォーム