先週の続きで銀の物理的性質です。
7.常温時効と合金
常温時効とは、加工硬化によって強度を高めた銀を常温で放置すると、
再結晶し、強度が低下(軟化)する性質をいいます。
しかし、銀は多くの金属と優秀な合金を作ることができ、合金にすることで
常温時効という欠点を補うことができます。
銀の化学的性質も紹介します。
1.硫化作用
銀は、大気の水分中のオゾンや空気中の亜硫酸ガスや硫化水素と反応して、
表面に硫化銀を作り(硫化)、黒く変色し、光沢を失っていきます。
2.溶解性
銀は、硝酸、熱濃硫酸、シアン化合物に溶解します。
また来週!
先週からひき続き、銀の物理的性質を紹介します。
4.熱伝導率
熱伝導率は428 W/m・K(0℃)と、金属の中で最も熱を伝えやすいです。
5.電気抵抗率
電気抵抗率は1.47×10-6Ω cm(20℃)と、金属の中で最も電気を通しやすいです
6.電子ボルト(電子親和力)
銀の電子ボルトは非常に小さいため、銀の表面から電子を放出させるのに必要な
エネルギーは極めて小さく、銀のこうした性質を利用して電子工業において
様々な応用がなされています。
また来週。
今回は銀の物理的性質を紹介します。
1.展延性
2.色
3.熱線の反射率
先週末、黒部に行ってきました
前の週にいきなり台風がきて大荒れだったのでちょっと心配でしたが
この連休はとっても晴れていて暖かくてよかったです
トロッコ電車は11月末まで走っているとの事でしたが
これだけ晴れていてもトンネル内や終点の駅は寒かったので
これから行かれる方はかなり厳しい旅になると思います
おいしいご飯を食べて温泉に入ってとっても楽しかったです
2013年9月26日│ Category:Blog