鯖江で話題「奇跡のメガネ」、3.11で高圧電線から持ち主の命守り破損。
先日、当社所在地の鯖江市市内にある道の駅に「奇跡のメガネ」が展示されました。
2011年3月11日東日本大震災発生。
下記の写真のメガネは、壮絶な事故に巻き込まれました。
震災発生時、このメガネをかけ工場内で指示を出していたSさん。大地震は工場の鉄骨をも揺るがし、高電圧トランスも破壊しました。その直後、高圧電線の一部が、Sさんの顔めがけ襲いかかりました。
飛んできた高圧電線の衝撃は、メガネのレンズが受け止め、電線はメガネフレーム内側のチタンパーツに流れスパーク。
メガネは、奇跡的にもSさんをかばうように電線と共に弾き飛んだそうです。
チタン製眼鏡部品製造に携わる当社としましても、この話題を聞いて、このような形でお役に立てる事が出来る事を改めて知りました。
これがその「奇跡のメガネ」です。↓