蝶番は私たちの周りでよく使われている部品です。「ヒンジ」ともいいます。 身近なもので例えば、ドア。 押し開きするタイプのドアに使われています。 ドアと壁とをつなぎ、ドアを自由に回転させている回転軸となる部品が蝶番です。 蝶番には形状、材質が豊富にあるため、その種類も数多く、あらゆる場面で活躍している部品ともいえるでしょう。 |
(図1)
蝶番は基本的に2つの部品で成り立っています。1つは固定される部品、もう一つは可動する部品。そしてその2つの部品が回転する中心に軸棒(ピンやネジなど)を差し込んで連結させています。(図1参照)
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弊社では眼鏡用の蝶番を多く扱っています。 眼鏡蝶番は眼鏡のフロント枠(レンズ側)とテンプル(耳側)をつなぎ、テンプルを開閉させる機能を果たしています。 眼鏡蝶番にもいろいろな種類がありますが、眼鏡蝶番で重要となるのは、回転部の摩擦力です。 もし、摩擦力が弱かったとすると、眼鏡を折りたたんだりするときにテンプルがふらふらになってしまいます。そのため、互いの蝶番が最適の摩擦力で噛み合う ように、蝶番のコマ幅を調整して作らなければならず、さらに軸棒となるネジの締め具合でも調整する必要があります。 従来の眼鏡蝶番はネジを使用するものが多かったのですが、 最近ではネジに代わる方法(ピン、バネ、樹脂など)を使った蝶番が多く、上記で述べたような調整の手間を改善させた蝶番も出てきたようです。
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