ステンについての説明です。
ステンレスネジにはかじりや焼き付きが起こりやすいと言う欠点があります。
特にSUS303・304・347・316等に多い。ステンレス鋼は普通鋼に比べて
熱膨張係数が高く、熱伝導率が悪い。SUS304の場合普通鋼に比べて
熱を約3倍伝えにくく、熱に対して約1.5倍伸び易い。熱を伝えにくいうえに、
熱に 対して伸びにくい事は、ネジ摺動面での発熱、膨張が大きい、これらの
要因が重なりあって、かじりや焼き付きを誘発してしまうものと考えられる。
焼き付き防止の為には二硫化モリブデンなどの潤滑剤が効果的である。
又来週。
2013年5月22日│ Category:社員A