私がまだ若い時の事ですが、若い者の柔らかい頭で考えると新しい発想も浮かぶだろうから考えてみてと言われたことがあります。その時は、いろいろな経験をしてきた年配の人の方が自分にとって見れば、生き字引的存在でいろいろ知っているのに何を言われているか解らなかった事が有りました。その方からは多くを学び助けていただき、聞くと色々教えて下さいました。
ことわざに、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」が有りますが、「聞くは一時の恥ではなく、聞かぬは一生の損」と言っておられる人がいます。私は、確かに損だと納得しそれからは、些細な事でもわからない事は調べても来ましたが、聞く様にして来ました。聞くまでは良いと思っていた事も目から鱗でなんて無駄な事をしてきたんだろうと考えさせられる事が多々あったように思います。中には、意見が一緒な時は安心して事を進められました。
あなたの近くにもその様な「じじ」「ばば」的存在がおられるのではないでしょうか?日々の暮らしの中で頼りになる人は必要ですよね。
年を重ね色々な経験をしてきた現在、いろいろ聞かれる事が多くなり自分でも知識を増やす努力を重ねる日々が続いています。自分は、周りからどの様な存在なのか?最近考える事が増えました。自分でも、周りを見た時に無駄な事をしているなとか、遠回りしているなとか、見える事が多々あります。する前に聞かれていれば話出来たのにと思っても時すでに遅しです。後出しジャンケンになってしまいますからね。
氷山の一角の話ですが
以前こんな事が有りました、扉の滑車の転がりが悪くなっていて直している人がいました。2~3日して、修理出来なかったようで上司から私に「3枚扉枠ごとレールと共に換えると相当な出費に成るけど直らないか?」と言われて修理した事が有りました。直せなかった人からは、どうやって直したのかも聞かれなかったのは、なんでかなと思うところですが?
直してから大分経ちますが今でも軽快に動いています。軽すぎてはねかえる対策として、これから寒くなるので勝手に締まるようにしたいと考えています。
今になって見れば最初に修理して直らないといった人は立場無かったのかと思うと悪い事をしたと思っています。その反面、聞いてくれていればとも思います。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざが有ります。
「3 人で集まって相談すれば、すばらしい知恵が出る」 という意味です。 1 人や 2 人で 考えても浮かばなかった良い知恵が、3 人で相談すると出てくるということ。
私の体験談でした。何かつかんでもらえればうれしいです。
指示を受けた事だけすれば良いと考える方もおられるでしょう。それ以上の結果を出せるように考えている方もおられるでしょう。
一人一人の力を合わせて一歩一歩出来る事から無駄を無くし生産性を向上させ会社に貢献してい行きましょう。それによって、より良い製品を適正な価格でお客様に提供出来る事につながります。
お客様無くしてフクオカラシは成り立ちません。お客様ファーストで頑張ります。
長めのブログ、読んで頂きありがとうございました。
2024年10月4日│ Category:Blog