ハイス鋼は、超硬合金と比較すると、耐摩耗性において劣るが靭性に富み、
より高速切削を可能としたこの合金の普及する以前には、金属材料のあらゆる
切削に用いられていました。
今日では、超硬合金では靭性の不足する領域での金属加工に用いられる工具、
主にはドリルやエンドミルなどの材料として使われています。また、コバルトを添加した
高速度鋼はとくに「コバルト・ハイス」と呼ばれ、より焼き戻し抵抗性や高温硬さが高く、
これは加工時により高温に曝されるステンレス鋼の穴あけなどに使用されています。
また来週!
2014年3月5日│
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