今回は、ステンについての説明です。
ステン鋼は、サビにくくするためにクロムやニッケルを含ませた合金鋼です。
鋼の耐食性は、クロム(Cr)を合金する事により、著しく向上します。
鉄(Fe)に加えるクロムの%が増すと耐食性はよくなり、約12%以上でほとんど侵されなくなり、
また、クロムが12%以上のFe-Cr合金は、高温酸化、亜硫酸ガスおよび高温・高圧の水素などにも耐える。
したがってクロムが12%以上のものをステンレス鋼といい、クロムが12%以下のものは耐食鋼とよばれている。
「ステンレススチール」や「不銹鋼」(ふしゅうこう)、「ステンレス」、または「ステン」などと呼ばれる。
JISにおいて主に「SUS」の略号が付けられる事から「サス」とも呼ばれています。
又来週。
2013年5月15日│ Category:社員A