文章を速く読む「速読」が脳のトレーニングになることはよく知られていますが、速く聴くトレーニングも記憶力や集中力、脳の回転をアップさせるのに有効であることがわかっています。休憩時間や通勤時に脳を鍛えてパワーをアップさせましょう
普通の会話よりも高速の音声をただ繰り返し聴くだけで脳の回転が速くなり、記憶力・集中力などの潜在能力がアップします。これはなぜかというと、人間の右脳と左脳の記憶力の違い。左脳は理解をしようという働きがあり、右脳はものや現象をイメージ化して記憶する働きがあります。
読書や仕事をしている時などに使われるのは主に左脳。音声のスピードを2倍、3倍、4倍と上げて聴くことで、脳はなんとかそのスピードに適応しようと右脳が活性化され、脳細胞同士が互いに結びつきあってネットワークが張り巡らされるようになるのです。
いわゆる「頭がさえる」状態になり、判断力、行動力、理解力、表現力、集中力、決断力など様々な能力が開発されます。右脳が鍛えられるのでひらめきや直観力もアップ。さらに文章を読むスピードも速くなるので一石二鳥です。
最初はなかなか内容まで聞き取りにくいかもしれませんが、集中して聴くことによって、だんだんと断片的に言葉が聞き取れるようになってきます。完全に聞き取れるようになったら、スピードを上げていってください。
通勤時や休憩時間にトレーニングすると疲れそう…。いえいえ、実は、左脳だけで学習している時と比べて、両方の脳を使うわけなので、脳も疲れないのです。
倍速で音声を聴くには、さまざまな教材CDが発売されていますが、インターネットでも音声を倍速に編集できるフリーソフトなどがダウンロードできます。こういったソフトを使って、自分好みの倍速音源をつくり、携帯音楽プレーヤーなどを使って聴くといいでしょう。また、同時に音に出して言う早口言葉も脳を活性化する効果があるので、併用すれば効果はてきめんです
㈱フクオカラシは精密部品加工、チタン加工、微細加工を行う会社です
2013年7月23日│ Category:未分類